大山 乱調30位発進 リオへの課題はショットの修正

[ 2016年8月6日 05:30 ]

17番、日本ハム・大谷の巨大な広告パネルを背にティーショットを放つ大山

女子ゴルフツアー・meijiカップ第1日

(8月5日 北海道北広島市 札幌国際カントリークラブ島松コース=6520ヤード、パー72)
 リオデジャネイロ五輪代表の大山志保(39=大和ハウス工業)は4バーディー、4ボギーのイーブンパー、72で回り30位発進となった。表純子(42=中部衛生検査センター)が7バーディー、1ボギーの6アンダー、66をマークして単独首位に立った。

 大山はティーショットの乱調に苦しんだ。1番で右ラフに打ち込むなど序盤は右に曲がった。8、9番は左ラフへ。それでも72で回り「ティーショットが5回しかフェアウエーに行かなかった。右にも左にも曲がった。その中でパープレーで回れたのは良かった」と安どの表情で話した。

 首と背中の痛みはもうない。逆に肩がスムーズに回るようになり「動きが大きくなって軸がぶれ始めた」。負傷の回復がスイングの乱れにつながったと分析している。

 リオ五輪の女子ゴルフ開幕は17日。8日にブラジルに出発する。前日には鏡の前で日本選手団の公式ジャケットに袖を通し「凄く格好良かった。五輪に行けるだけでうれしい」と感慨に浸った。

 ショットの修正が夢舞台に向けた最大の課題だ。「五輪で最高のパフォーマンスをできるように仕上げていきたい。どんどん良くなるとイメージしている」と意欲をにじませた。

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2016年8月6日のニュース