ダニエル太郎 前年王者相手に健闘に黒星「まだ勝つのは難しい」

[ 2016年5月25日 23:28 ]

男子シングルス2回戦でスタン・バブリンカ(右)に敗れ、握手を交わすダニエル太郎

 テニスの全仏オープン第4日は25日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦でダニエル太郎(エイブル)は前回覇者で第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)に6―7、3―6、4―6で敗れた。

 23歳のダニエルは前年王者バブリンカに「自分の力を試す最高の機会」と挑んだ。粘り強いラリーで健闘したものの、ストレート負けした。

 第1セットはタイブレークに持ち込みながら、惜しくも落として流れを失った。第3セットで先にブレークしてリードする場面もあったが、主導権を奪い返された。

 「どこまでできるか楽しみたい」と立ち向かった2度目の全仏は1回戦で四大大会初勝利。今後の成長の糧になる。

 ▼ダニエル太郎の話 チャンスはあったけど、まだ勝つのは難しい。大事な場面の勝負強さが違った。でも緊張せずに雰囲気を楽しめた。このまま続けていけばもっと可能性が広がると思う。(共同)

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2016年5月25日のニュース