錦織 全仏3回戦進出 貫禄ストレート勝ち!6年ぶり対戦のクズネツォフを撃破

[ 2016年5月25日 20:03 ]

バックハンドでリターンを放つ錦織(AP)

全仏オープンテニス第4日・男子シングルス2回戦 錦織圭―アンドレイ・クズネツォフ

(5月25日 パリ・ローランギャロス)
 全仏オープンテニス第4日は25日、パリ・ローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は同40位のアンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)と対戦。6―3、6―3、6―3と1回戦に続くストレート勝ちで3回戦に駒を進めた。

 錦織はクズネツォフと10年に1度対戦しているが、その時は錦織が途中棄権している。第1セット、錦織は第3ゲームで先にブレークを許したものの、第6ゲームの0―30から4連続ポイントでブレークバックに成功。結局、1―3で迎えた第5ゲームから5ゲーム連取で6―3で第1セットを取った。

 主導権を握った錦織は第2セット、第5ゲームをブレークすると、第7ゲームも立て続けにブレークに成功し、6―3で押し切った。安定したプレーを見せる錦織は第3セット、サービスゲームを手堅くものにすると3―2で迎えた第6ゲームをブレークするなど、最後まで流れを手放さなかった。

 試合前、「最近ちょこちょこ見る。危険な選手には違いない」と警戒感をにじませた錦織だったが、地力の差を見せつけてのストレート勝ちで3回戦進出を決めた。3回戦ではフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。

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