錦織 次戦クズネツォフを警戒「最近ちょこちょこ見る」

[ 2016年5月25日 05:30 ]

初戦を突破した錦織(AP)

全仏オープンテニス第3日

(5月24日 パリ・ローランギャロス)
 男子シングルスの世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は、25日の2回戦で世界40位のアンドレイ・クズネツォフ(25=ロシア)と対戦する。24日には調整のために練習コートで約1時間汗を流した。女子シングルスで世界ランキング42位の土居美咲(25=ミキハウス)は前日に日没のため第2セット途中で打ち切りとなった第21シードのサマンサ・ストーサー(32=オーストラリア)との1回戦で、2―6、6―4、3―6で敗れた。

 1回戦で4大大会通算50勝目を挙げた錦織だが、節目の白星には「特に何も思い浮かばない。もうちょっと増やせるように頑張る」と感慨はないようだった。

 この日は会場外の練習コートで、5年前の全仏でダブルスを組んだマクシモ・ゴンザレス(アルゼンチン)と次戦に向けて調整した。クズネツォフは3月のマイアミ・オープンでバブリンカ(スイス)を破るなど、今季になって自己最高位を更新。錦織も「最近ちょこちょこ見る。危険な選手には違いない」と警戒した。

 10年に1度対戦しているが、その時は錦織の途中棄権に終わった。「フラットで結構叩いてくるし、バックもストレートできれいに入れてくる。難しい試合になる」と気を引き締めた。

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2016年5月25日のニュース