宇良 母校の鳥羽高校から化粧まわし、感激「光栄に思います」

[ 2016年4月29日 21:53 ]

鳥羽高校から贈呈された化粧まわしの横で、同校相撲部の田中英一前監督(左)に夏場所の健闘を誓う宇良

 大相撲の夏場所(5月8日初日、両国国技館)に新十両として臨む宇良(23=木瀬)が29日、京都市内のホテルで母校・鳥羽高校から化粧まわしを贈られた。

 校章が入った重厚なデザインに「光栄に思います。鳥羽で基礎を続けて励んできたことが基本になっています。実力が付くのは遅くなりましたが、(鳥羽高卒で)十両になれたことを誇りに思っています。努力を継続できているのは鳥羽高校で培ったものです」と、感激していた。

 関学大出身初のプロ力士。所要7場所のスピード出世で新十両になったこともあり、注目が集まる宇良。初日に向けては「体調管理をしっかりしたい。関取になって、これまでとはまったく生活が違う。適応していきたいです」と抱負を語った。

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