山県 10秒27でV、福島は決勝棄権 織田記念国際

[ 2016年4月29日 18:17 ]

織田記念陸上男子100メートル決勝 10秒27で優勝した山県亮太(手前)

 リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた陸上の織田記念国際は29日、エディオンスタジアム広島で行われ、男子100メートルはロンドン五輪代表の山県亮太(セイコーホールディングス)が向かい風2・5メートルの条件の下、10秒27で優勝した。女子100メートルの福島千里(北海道ハイテクAC)は予選1組で11秒93の2着となった後、右ふくらはぎのけいれんのために決勝を棄権した。

 やり投げの男子は村上幸史(スズキ浜松AC)が79メートル93で制し、日本陸連が定めた派遣設定記録を突破している新井涼平(スズキ浜松AC)は78メートル07で6位に終わった。女子は日本記録を持つ海老原有希(スズキ浜松AC)が58メートル40で4連覇した。

 男子三段跳びは長谷川大悟(日立ICT)が五輪参加標準記録を突破する16メートル88で2連覇。同棒高跳びは日本記録保持者の沢野大地(富士通)が5メートル60で勝った。

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2016年4月29日のニュース