佐々木 桃田抹消でリオ五輪確実も…今季で引退表明本人困惑?

[ 2016年4月29日 05:30 ]

 世界バドミントン連盟(BWF)が28日に発表した世界ランキングで、違法カジノ店での賭博で日本協会から無期限の出場停止処分を受けた桃田賢斗(NTT東日本)が抹消され、男子シングルス日本勢最上位となった佐々木翔(トナミ運輸)のリオデジャネイロ五輪出場が確実となった。

 五輪出場枠は5月5日付のランキングで決まる。シングルスでは16位以内に複数の選手がいる国・地域は2枠を獲得。該当しない日本は現在19位の佐々木に1枠が与えられる。BWFの担当者は「日本協会から桃田をランキングから削除してほしいと要請があったため従った」と説明した。33歳の佐々木は初出場だった12年ロンドン五輪で男子シングルス日本勢初の8強入り。今季限りでの引退を表明し、アジア選手権1回戦で敗退した前日(27日)の時点ではリオ五輪に出られるか分からない状態で「これが個人戦では引退試合なはず。でも、もう何なのか分からない」と漏らしていた。

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2016年4月29日のニュース