ホークス 東地区準決勝進出、POで58年以来セルティクス下す

[ 2016年4月29日 15:16 ]

激しく競り合うホークスのミルサップ(右)(AP)

 NBAは28日にプレーオフ1回戦の1試合をボストンで行い、東地区4位のホークスが5位セルティクスに104―92(前半41―33)で快勝。ポール・ミルサップ(31)の17得点を筆頭に6人が2ケタ得点を挙げ、4勝2敗でシリーズを制した。

 ホークスがプレーオフのシリーズでセルティクスに勝ったのは、本拠地がアトランタではなくセントルイスだった1958年のファイナル(4勝2敗)以来で、シリーズの通算連敗を「9」で阻止。敵地ボストンでのゲームに勝ったのは、1988年5月18日(112―104)以来、実に28年ぶりとなった。

 セルティクスはレギュラーシーズンではホークスと同じ48勝34敗でポストシーズンに進出したが、プレーオフでは3回連続(13、15、16年)で1回戦で敗退。フィールドゴールの成功率はホークスが51・4%だったのに対し、セルティクスはホームコート(TDガーデン)での試合にもかかわらず36・2%にまで低下して地元の利を生かせなかった。

 アイゼイア・トーマス(27)は25得点10アシストを稼いだものの、第3Q終了時点で21点差。スタンドには往年の名センター、ビル・ラッセル氏(82)の姿もあったが、期待を裏切る結果となった。

 なおホークスは東地区準決勝で1位キャバリアーズと激突。今季は3戦全敗(97―109、108―110、94―109)だが、レブロン・ジェームズ(31)を擁するV候補にどこまで食らいついていくかが注目されるところだ。

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