青木 ツアー最年長出場記録を更新も右足痛で途中棄権

[ 2016年4月29日 05:30 ]

9番ホールを終え棄権した青木はつらそうに引き揚げる

男子ゴルフツアー中日クラウンズ第1日

(4月28日 愛知県愛知郡 名古屋ゴルフ倶楽部和合コース=6545ヤード、パー70)
 青木には屈辱の記録達成となった。75年に故宮本留吉が73歳21日で残したツアー最年長出場記録を73歳241日に塗り替えたが、右足痛で途中棄権。「2日間はいくら痛くてもやらなくちゃいけないのに、この痛みには勝てなかった。(記録は)9ホールじゃ喜びたくないね。あんまり価値はない」と肩を落とした。

 前日(27日)のプロアマ戦後、右足小指の付け根が痛んで病院にも行ったそうで、この日も右足を引きずっていた。痛み止めを服用したが、踏ん張りが利かないため、飛距離も出ず9ホールで7オーバー。それでも1番でグリーン手前バンカーから30センチに寄せるなど美技を披露。「悔しい。来年、もう一回挑戦したい」とリベンジも誓った。

 記録達成を祝し、大会主催社からもらった金一封は熊本地震の義援金として寄付することを表明。決勝ラウンド2日間は会長として来場する。

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2016年4月29日のニュース