サンウルブズ開幕3連敗 ミス連発、レベルズにノートライ完敗

[ 2016年3月19日 14:55 ]

<サンウルブズ・レベルズ>レベルズ・エリソン(左)にタックルされるサンウルブズ・山田

 世界最高峰リーグ、スーパーラグビー(SR)は19日、各地で第4節が行われ、日本から新参入したサンウルブズは東京・秩父宮でレベルズ(オーストラリア)と対戦し、9―35で完敗した。

 サンウルブズは前半2分、SOピシがPGを決めて3―0と先制。しかし11分にレベルズはゴール前のラックから右に展開して逆転トライを決めると、その後2PGで6点を追加。サンウルブズは27分にもピシがPGを決め、6―11で前半を折り返した。サンウルブズはミスが多く、ゴール目前まで攻め込む場面もあったが、反則を取られて惜しくもトライとはならなかった。

 後半は立ち上がりの2分にピシのPGで9―11と2点差に迫ったが、その後は一方的な展開に。地力で上回るレベルズに3トライを許すなど後半だけで24失点を喫して完敗した。

 3試合目で初めてトライを奪えずに敗れたサンウルブズ。14年にレベルズでプレーしたHOの堀江主将は「最後の詰めがちょっと足りなかった。練習して修正したい」と厳しい表情で振り返り、PRの稲垣は「ペナルティーの多さが課題」としながらも「点数ほどの差はない」と話した。

 サンウルブズは第1節で13―26でライオンズに敗れ、第3節はチーターズ(南アフリカ)に31―32で逆転負け。これで3戦3敗となった。

 レッズ(オーストラリア)のFB五郎丸はブルース(ニュージーランド)戦で前節に続き出場機会がなく、フランカーのツイはフル出場。ブルースのCTBサウもフル出場した。試合は25―25の引き分けで、レッズは1分け3敗。

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