福士カーテン調整で「金だべ!」監督「自然体でやらせたい」

[ 2016年3月19日 05:30 ]

リオ五輪マラソン日本代表に内定し、笑顔でフォトセッションを行う伊藤、福士、田中

 リオまで隠密行動だ。五輪マラソン代表の男女6人が18日、都内で会見し女子の福士加代子(33)の調整について、所属するワコールの永山忠幸監督が異例の計画を明かした。合宿先は非公表。取材はテレビ局1社を除きシャットアウトとした。

 「どこで合宿するかは明かしません。自然体でやらせたい。取材は関西テレビは受けますが、それ以外は受けません」

 出場選手は五輪までに公開練習をするのが一般的だが、練習に集中させるためにカーテンを引く。関係者によると、合宿は過去にしている米コロラド州ボルダーで行う可能性が高いものの、レース前の注目はご勘弁というスタンスだ。

 この日の福士は2月1日の大阪国際女子マラソン優勝一夜明け会見以来、46日ぶりに肉声を発した。地元・青森の方言で「金メダル獲るべ。リオで金メダルだべ」と語った。名古屋ウィメンズへ強行エントリーをした一連の騒動については「いいことをしているんだか、悪いことをしているんだか分からなかった。自分を確立するのが難しかった」と複雑な心境だったことを明かした。

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2016年3月19日のニュース