錦織「途中から流れ変わった」 ミスにいら立ち、ラケット投げる場面も

[ 2016年3月19日 08:08 ]

男子シングルス準々決勝でラファエル・ナダルに敗れ、引き揚げる錦織圭

 テニスのBNPパリバ・オープンは18日(日本時間19日)、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は男子シングルス準々決勝で世界5位で第4シードののラファエル・ナダル(29=スペイン)に4―6、3―6で敗れ、大会初の4強入りを逃した。

 第3ゲームをブレークするなど第1セット序盤は主導権を握った錦織だったが、第6ゲームをブレークバックされて流れはナダルに。第10ゲームもブレークされてこのセットを落とすと、第2セット序盤ではミスにいら立ち、ラケットを投げる場面もあった。

 試合後は「第1セットの出だしは中に入ってフォアも打っていけたが、途中から流れが変わってしまった」と振り返った錦織。大会3度の優勝を誇る元世界ランキング1位・ナダルの壁を破れず、「ナダルの第1サーブの確率が高くてリターンで攻めることができなかった」と敗因を口にした。

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