コービー、レブロンと最後のマッチアップで26得点

[ 2016年3月11日 17:31 ]

レブロン・ジェームズ(後方)とマッチアップするコービー・ブライアント(AP)

 NBAは10日に各地で4試合を行い、今季限りでの引退を表明しているレイカーズのコービー・ブライアント(37)が地元ロサンゼルスでのキャバリアーズ戦で26得点をマーク。レブロン・ジェームズ(31)との最後のマッチアップでフィールドゴールを16本中11本(3点シュートは4本中3本)決め、今季自己最高の成功率(68・8%)を残して6歳年下のライバルに別れを告げた。

 試合は東地区全体首位のキャバリアーズが120―108(前半64―55)で勝って46勝18敗。ジェームズが24得点7アシストを稼げば、マジックから移籍してきたチャニング・フライ(32)は5本の3点シュートなどで今季自己最多の21得点を挙げた。

 レイカーズは今季2度目の3連勝を逃して14勝52敗。新人のディアンジェロ・ラッセル(20)も24得点をマークしたが、点差はじりじりと開いていった。

 西地区全体2位のスパーズは地元サンアントニオでブルズを109―101(前半54―47)で退けて55勝10敗。ホームで今季31戦全勝となり、通算ではマジックに並ぶ歴代3位の40連勝を飾った。試合はカワイ・レナード(24)が29得点、ラマーカス・オルドリッジ(30)が26得点10リバウンドをマークするなど新二枚看板が活躍。ベテランのトニー・パーカー(33)も20得点12アシストを稼いでチームを引っ張った。なおこの試合で3つのリバウンドを記録したティム・ダンカン(39)は史上6人目の通算1万5000リバウンド(1万5001)を達成した。

 ジミー・バトラー(26)を故障で欠くブルズは32勝31敗。パウ・ガソル(35)が21得点12リバウンド、デリック・ローズ(27)が21得点を稼いだがスパーズの牙城を崩せず、東地区全体では8位ピストンズに0・5差をつけられての9位に後退した。

 東地区全体2位でキャバリアーズを2・5差で追うラプターズは地元トロントでホークスを104―96(前半52―48)で退けて43勝20敗。今季フル出場を続けるデマー・デローザン(26)が30得点をマークして勝利に貢献した。

 ホークスの連勝は3で止まって36勝29敗。ゲーム差なしながらホーネッツに抜かれて東地区全体で5位から6位に順位を下げた。

 ナゲッツは地元デンバーでサンズに116―98で快勝。ドラフト全体7番目に指名されたガードのエマニュエル・ムディエイ(20)が自己最多の30得点を記録し、チームは3連勝となった。

 サンズは17勝48敗。ドラフト全体13番目に指名されたシューティング・ガードのデビン・ブッカー(19)もムディエイ同様に自己最多の35得点を稼いだが勝利にはつながらなかった。ブッカーの30得点以上は2試合連続で今季4回目。これは登録された新人選手の中では最多となっている。

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