バークリー氏 銃社会への注意喚起「常に関心を寄せるべき」

[ 2016年3月11日 15:52 ]

チャールズ・バークリー氏 (AP)

 NBA史上屈指のパワーフォワードとして知られるチャールズ・バークリー氏(53)が10日、米国のスポーツサイト「スポーツオンアース」の取材に応じ、銃社会について自身の意見を述べた。

 フィラデルフィアで8日、6人が銃に撃たれ全員の死亡が確認されたが、その内の1人がサンダーのディオン・ウェイターズの兄弟だと判明し、NBAにも衝撃が走った。バークリー氏はこの事件について「忌々しい」とコメントし、「乱射事件やテロ、もしくは身近な人物が犠牲になる事件が起こって初めて人々が銃社会に関心を寄せるというのは問題だ」と持論を展開した。

 人々は常に銃に関する問題を念頭に置くべきというバークリー氏だが、自身は銃を所持していると告白。アリゾナ州在住の同氏は「近所にガンショップがあり、許可証を見せ、サインすれば銃が入る。誰かを撃つつもりはないが、家には置いておきたい」と話し、「アリゾナで必要ならば、フィラデルフィアの家でも同様。同じように近所のガンショップで銃を手に入れるのさ」と人を死に至らしめる武器が、いかに簡単に入手できるかということを強調していた。

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2016年3月11日のニュース