世界ランク1位スピース 風に苦しみ出遅れ「あしたはおさまれば…」

[ 2016年3月11日 12:00 ]

トラブルショットを放つジョーダン・スピース (AP)

 米男子ゴルフのバルスパー選手権は10日、フロリダ州パームハーバーのイニスブルック・リゾート(パー71)で第1ラウンドが行われ、世界ランキング1位のジョーダン・スピース(22=米国)は風に苦しみ、1バーディー、6ボギーの76と大きくスコアを崩し、117位タイと出遅れた。

 スピースは先月のノーザントラスト・オープンでも第1ラウンドに79の大叩き。同大会では予選落ちを喫し、先週のキャデラック選手権でも決勝ラウンドで2日連続オーバーパーとスコアを伸ばせず17位タイで終了。このところ、らしくないプレーが続いている。

 「調子が悪くても、いつもならパープレーでホールアウトできるが、きょうは叩いてしまった」と首をかしげるスピース。ここ出場3大会で2回目の予選落ちは避けたいが、「あしたは風がおさまればいいな。そうすれば、決勝ラウンドでもプレーできるよ」と第2ラウンドでの巻き返しを誓っていた。

 67の4アンダーで首位発進は、キーガン・ブラドリー(29)、ケン・デューク(47)、チャールズ・ハウエル(36)の米国出身3選手。岩田寛(35)は3バーディー、3ボギーの71で25位につけた。

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