ラグビー人気の継続へ…五郎丸 6月新生ジャパン“強制招集”

[ 2016年3月11日 07:32 ]

W杯で活躍した日本代表FBの五郎丸歩

 日本ラグビー協会は都内で日本代表の4~6月の活動方針を発表し、実質的なフルメンバーがそろってカナダ、スコットランドと3試合を戦う6月の活動期間は、15年W杯代表選手を中心にスコッドを構成する方針を示した。

 男子15人制の薫田真広ディレクターは「昨年のW杯代表選手を中心に選考し、スーパーラグビー(SR)の海外組も呼びたい」と発言。今後の代表活動について態度を保留したままのFB五郎丸歩(ヤマハ発動機)についても「基本的には呼びたい」と話した。

 狙いは19年W杯日本大会へ向けたラグビー人気の継続だ。ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)体制初戦となった12年4月のカザフスタン戦では登録メンバー22人中10人が初キャップという将来性を考えた選手選考となったが、昨年のW杯で3勝を挙げたことで、新体制でも一定以上の結果がいきなり求められる。世代交代が進まない危険もはらむが、薫田氏は「15年のメンバーには人気継続のためにも貢献してもらいたい」と説明した。

 8月以降に来日するジョセフ新HCの代行はサンウルブズのハメットHCが務めることも決定。19年へ向けて新生ジャパンがスタートする。

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2016年3月11日のニュース