塚原が現役引退 アテネ五輪団体金メダル

[ 2016年3月11日 14:04 ]

現役引退を決めた体操の塚原直也。2004年アテネ五輪体操男子で28年ぶりの団体総合制覇に貢献。日本初の親子金メダリストに輝いた

 2004年アテネ五輪体操男子で28年ぶりの団体総合制覇に貢献し、日本初の親子金メダリストに輝いた塚原直也(38)=朝日生命=が現役引退を決めたことが11日、関係者の話で分かった。16日に記者会見する。

 13年に国籍を取得したオーストラリアの代表として今夏のリオデジャネイロ五輪出場を目指したが、2月に道が断たれていた。

 東京都出身で、1996年アトランタ五輪から3大会連続で出場。世界選手権では個人総合で99年に銀メダル、97年に銅メダルを獲得した。アテネ五輪の団体優勝メンバーで、塚原は最後の現役選手だった。

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