重友 4年前の自分超えでVを!2大会連続の五輪切符必ず

[ 2016年1月31日 07:08 ]

12年の大会でロンドン切符を確実にした重友

 リオデジャネイロ五輪の代表選考を兼ねた大阪国際女子マラソンが31日にヤンマースタジアム長居(大阪市)を発着として行われる。優勝候補の一角、重友梨佐(28=天満屋)は30日、大阪市内で調整。優勝した12年の自分超えを宣言した。

 「4年前は経験のない中で走れた。その後は良かったり悪かったり、いろいろと経験して、その時よりいろんなことを知っている。それは強み。何も知らなかった頃の自分に勝ちたい」

 2度目のマラソンだった当時は、今も自己ベストの2時間23分23秒を記録してロンドン五輪を決めた。ただし、その後は苦戦。ロンドン、昨夏の世界選手権といった大舞台で結果を残せていない。世界で勝負するために「はっきりとした結果や力を持っていかないと戦えない」と実感。今大会はペースメーカーに付き日本陸連が定める派遣記録2時間22分30秒を切ってのリオ当確を狙う。

 所属する天満屋は4大会連続でマラソンの五輪代表を輩出している。名門の看板を背負って42・195キロを勝負する。

 ▽女子マラソンのリオデジャネイロ五輪への道 枠は3。昨夏世界選手権で伊藤舞が7位に入り日本人最上位で入賞したため当確。残り2枠を(1)さいたま国際(2)大阪国際女子(3)名古屋ウィメンズの中から選ぶ。各レースの日本人最上位で日本陸連が設定した派遣記録2時間22分30秒を切れば確実。それ以外は記録、順位、レース展開などを考慮し、活躍が期待される選手を選ぶ。

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2016年1月31日のニュース