ロンドン五輪銅メダリスト、柔道の西山将が現役引退へ 

[ 2016年1月11日 19:50 ]

 2012年ロンドン五輪の柔道男子90キロ級銅メダリストの西山将士(30)=新日鉄住金=が現役引退の意思を固めたことが11日、分かった。12日にも発表される。関係者によると、今後は社業に専念するという。

 13年の世界選手権は2回戦で敗退。14年に左膝手術を受けて復活を目指したものの、昨年11月の講道館杯全日本体重別選手権は2回戦で敗れ、リオデジャネイロ五輪代表を逃した。第一線から退く意向を表明したが、引退については明言を避けていた。

 西山将は山口県出身で、東京・国士舘高、国士舘大と進んだ。足技を生かしての粘りが持ち味で08年から講道館杯4連覇を達成した。ロンドン五輪では敗者復活戦から表彰台に立った。

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2016年1月11日のニュース