真央、マスク姿で帰国…全日本選手権は出場の意向

[ 2015年12月15日 05:30 ]

帰国した浅田真央(中)

 体調を崩して13日のエキシビション出演を取りやめた浅田真央(25=中京大)が14日、予定よりも一足早く羽田空港着の航空機で帰国した。帽子を深くかぶって、マスクで顔を覆っていたものの、出迎えた関係者とは元気に言葉を交わし、しっかりとした足取りで迎えの車へと向かった。

 GPファイナルでは12日のフリー前から体調が優れず、演技後に悪化。医師の診察を受けて「胃腸炎」と診断された。万全ではなかったフリーでは、冒頭のトリプルアクセルで大きくバランスを崩すなど、ミスを重ねて最下位の6位。7回目の出場(棄権を除く)で初めて表彰台を逃した。復帰4戦目とあって、たまっていた疲労も一気に出たのかもしれない。

 25日からは、来年3月の世界選手権切符が懸かった全日本選手権が始まる。バルセロナでは、日本連盟の小林フィギュア強化部長に「次は日本ね」と声を掛けられ「はい、頑張ります」と答え、出場の意向を示している。再びリンクで輝くため、まずは体調回復が最優先課題となる。

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2015年12月15日のニュース