ベンガルズ・ドールトン今季絶望 右手親指骨折

[ 2015年12月15日 05:30 ]

ベンガルズのドールトン(AP)

 リーグを代表するQBの一人、ベンガルズのアンディー・ドールトン(28)がスティーラーズ戦の第1Qに右手親指を骨折。今季の出場は絶望的となった。試合は20―33で敗れ、AFC北地区の優勝にも赤信号。同地区2位のス軍は8勝5敗となり、大黒柱を欠くことになった首位ベ軍に残り3試合となった段階で2ゲーム差に迫った。パンサーズはファルコンズに38―0で圧勝して開幕13連勝。昨季からの連勝を17に伸ばした。AFCではペイトリオッツのプレーオフ進出が決まった。

 敵陣4ヤード地点まで攻め込んだ第1Qの残り5分。ベンガルズのドールトンはRBバーナードへショベルパスを試みたが、目の前にいたス軍DEテューイットにインターセプトされてしまった。そして1メートル98、138キロの巨漢DEの突進を身をていして阻止。その際に右手を痛め、すぐに親指の骨折が判明した。「間違ったことはしていない。精神的には大丈夫だ」と本人は語ったが、5シーズンをほぼフル出場してきた司令塔が大事な時期に戦列を離脱。リリーフしたマキャロンはアラバマ大時代に全米王者となっているとはいえ、この日を迎えるまでに投げたパスはたった4回。チームに暗雲が漂ってきた。

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2015年12月15日のニュース