羽生 自身の今年の漢字は“成”「信成さんにかけてるわけじゃ…」

[ 2015年12月15日 16:54 ]

帰国しメダルを手に笑顔を見せる羽生結弦=羽田空港

 バルセロナで行われたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで、世界歴代最高得点を塗り替え、男子初の3連覇を達成した羽生結弦(ゆづる、21=ANA)が15日、帰国した。

 師走恒例の「今年の漢字」は「安」に決定。空港で会見した羽生は、自身の15年を漢字1文字で表すと?と聞かれ「難しいですね。最後に答えます」と一時保留。

 会見の最後に「1文字なんですよねー。テーマとかなら、パッと思い浮かぶんですけど」と頭をひねり「今年はすごく成長したなと思うシーズンだったので、成長という言葉を挙げたいんですけど。将棋とかから考えてみて(将棋の駒が)『成る』というじゃないですか。それでもいいかな。『成』、『成』で」と導き出した。

 「別に(織田)信成さんにかけているわけではなくて」と報道陣の笑いを誘い「やっとここまで来れたという思いと、ここから動き始めるところなので。ここから、さらに強くなっていかないといけないと思います」。そう締めくくった後「いいこと言ったな」とおどけながら付け加えた。

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