ホーネッツ快勝、東地区サウスイースト首位浮上 ヒート3位陥落

[ 2015年12月10日 17:01 ]

ホーネッツのジョーダン・オーナー(AP)

 NBAは9日に各地で10試合を行い、ホーネッツは地元シャーロットでヒートを99―81(前半56―36)で下し、マイケル・ジョーダン・オーナー(52)が最前列で見守る中で3連勝。今季成績を13勝8敗として東地区サウスイーストの首位に浮上した。

 ただし今季13・7得点を挙げていたセンターのアル・ジェファーソン(30)が薬物規定違反で5試合の出場停止処分をリーグから科せられ、今後の戦い方に工夫が必要になってきた。

 敗れたヒートは12勝8敗で同ディビジョンの3位に陥落。第3Qまでに26点差をつけられて敗れ去った。

 レイカーズは敵地ミネアポリスで延長の末にティンバーウルブスに122―123(前半57―59、延長8―9)で敗れて4連敗で3勝19敗。ドラフト全体2番目に指名されたガードのディアンジェロ・ラッセル(19)が自己最多の23得点を稼ぎ、第4Q残り2秒に同点シュートを決めて延長に引きずり込んだが、あと一歩およばなかった。ティンバーウルブスは連敗を4で阻止して9勝12敗。ベテランのケビン・マーティン(33)が37得点、ドラフト全体トップで指名されたカールアンソニー・タウンズ(20)が26得点14リバウンドを稼いで勝利に貢献した。

 セルティクスは地元ボストンでブルズを105―100(前半51―54)で退けて13勝9敗。1メートル75のポイントガード、アイザイア・トーマス(26)が20得点中9得点を勝負どころの残り3分に集中させてチームを引っ張った。セルティクスはここ5戦で4勝目。好調を持続したまま、11日に通算27連勝中の王者ウォリアーズと激突する。

 ブルズはジミー・バトラー(26)が今季自己最多の36得点を挙げたものの苦杯。3連敗となって11勝8敗となった。

 グリズリーズは敵地デトロイトでピストンズに93―92(前半43―47)で退けて13勝10敗。90―92で迎えた第4Qの残り1・1秒、マット・バーンズ(35)がハーフライン手前からランニング・ステップで逆転の3点シュートをねじ込み、これが決勝点となった。ピストンズは連敗で12勝11敗。リバウンド部門1位のアンドレ・ドラモンド(22)は18得点19リバウンドをマークした。

 <その他の結果>ロケッツ(11勝12敗)109―103ウィザーズ(9勝11敗)、ラプターズ(14勝9敗)97―94スパーズ(18勝5敗)、クリッパーズ(13勝9敗)109―95バックス(9勝14敗)、ジャズ(10勝10敗)106―85ニックス(10勝13敗)、サンズ(10勝13敗)107―104マジック(12勝10敗)、ホークス(14勝9敗)98―95マーベリクス(13勝10敗)

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