クレー射撃女子 中山が4度目五輪代表 北京では4位入賞

[ 2015年12月10日 05:30 ]

中山由起枝

 日本クレー射撃協会は都内で理事会を開き、36歳の中山由起枝(日立建機)をリオデジャネイロ五輪代表に決めた。中山は8月に行われたW杯の女子トラップで優勝して国別出場枠を獲得していた。自身4度目の五輪出場となる。

 00年シドニー五輪に出場した中山は、出産を経て競技に復帰し08年北京大会で4位。12年ロンドン大会は予選落ちだった。リオ五輪のアジア予選が当初の11月から来年1~2月にずれ込んだため、同協会は最有力候補の中山が早めに準備できるよう、アジア予選の結果を待たずに選考した。

 ◆中山 由起枝(なかやま・ゆきえ=クレー射撃女子トラップ)五輪は00年シドニー大会で初出場し、08年北京大会4位。アジア大会は10年広州で金、14年仁川で銀メダルを獲得。埼玉栄高出、日立建機。1メートル61、55キロ。36歳。栃木県出身。

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