4回転決めた!羽生上々の仕上がり GPファイナルへ最終調整

[ 2015年12月10日 21:47 ]

GPファイナル公式練習で、宇野に声を掛ける羽生

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位選手が争うファイナルは10日(日本時間11日未明)、バルセロナで開幕する。男子初の3連覇に挑むソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)は同日夜のショートプログラム(SP)に向けて最終調整し、音楽を流した演技で2種類の4回転ジャンプに成功するなど上々の仕上がりだった。

 宇野昌磨(愛知・中京大中京高)も4回転が安定し、同じく初出場の村上大介(陽進堂)は入念にジャンプを確認した。

 女子SPは11日(同12日)に行われる。最多5度目の頂点を目指す浅田真央(中京大)は得点源のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまずまずの出来だったが、3回転ルッツに課題を残した。昨季世界選手権2位で初出場の宮原知子(大阪・関大高)は2連続3回転などジャンプの安定感が光った。

 男女フリーは最終日の12日に実施される。(共同)

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2015年12月10日のニュース