森 パット光った 68で首位発進、魅せた5バーディー

[ 2015年12月10日 05:30 ]

LPGA新人戦加賀電子カップ第1日、1番でティーショットを放つ森

LPGA新人戦加賀電子カップ第1日

(12月9日 千葉県長生郡長南町 グレートアイランド倶楽部=6480ヤード、パー72)
 今年のプロテスト合格者23人がしのぎを削る新人戦が開幕した。美人ゴルファーの森美穂(22=フリー)が5バーディー、1ボギーの68で回り、4アンダーで武尾咲希(21=GOLF5)、篠原真里亜(19=フリー)と並んで首位に立った。競技は2日間36ホールで争われる。

 アイドルばりのルックスでファンも多い森が好スタートだ。出だしの1番から8メートルのパーパットをねじ込むと、後半の14番では14メートル、17番は10メートルのバーディーパットをカップに沈め、「きょうは長いパットが凄く入った」と振り返った。

 4日まで来季のツアー出場権を懸けた最終予選会(QT)に出場。44位に入って来年の前半戦に出場できる見込みが立ち、「(ほぼ全試合に出場できる)30位以内を目指していたので悔しいけど、とりあえずほっとした」という。ただ、4日間の長丁場を戦い、「とても疲れた」。QT後はあまりクラブを握らず1日10時間の睡眠を取って体力回復に努めた。

 6日に拠点を置く福井を出発し、7日にコース入り。約500キロの道のりを自ら車を運転したとあって「またちょっと疲れた」と苦笑い。それでも生涯に一度しか出場できない新人戦での頂点を視野に入れ「楽しくやって、優勝できたら最高」と大きな目を輝かせていた。

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