男子バスケ代表、イランに大敗…田臥「走る意識足りなかった」

[ 2015年9月24日 05:30 ]

バスケットボール男子 アジア選手権第1日 日本48―86イラン

(9月23日 中国・長沙)
 76年モントリオール大会以来の五輪出場を目指す日本は23日、1次リーグA組初戦で前回覇者イランに48―86と大敗した。前半を22―37で折り返すと、後半も高さとパワーに圧倒された。竹内(日立東京)が10得点、11リバウンドと奮闘したが力の差ははね返せなかった。24日にマレーシア、25日にインドと対戦し、1次リーグ組3位までが2次リーグへ進む。優勝チームにはリオデジャネイロ五輪出場権が与えられ、2~4位は来年の世界最終予選に回る。

 なすすべなくイランに敗れた。日本の生命線である速攻からの得点もなく、48―86というスコア通りの散々な内容。田臥は「全員で走る意識が少し足りなかった」と力なく話した。ミスでボールを失うターンオーバーは19本を数え、3点シュートは相手の半分の4本しか入らなかった。準備してきた戦術は影を潜めた。

 竹内は「敗戦を引きずらないために、もう少し考えないといけない」と気持ちの切り替えを強調した。

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2015年9月24日のニュース