遼、新1Wで2週連続Vだ! シャフト重量増やし飛距離UP

[ 2015年9月24日 05:30 ]

18番、石川は新ドライバーの弾道を見つめる

 石川遼(24=CASIO)が新1W投入を決めた。男子ゴルフのアジアパシフィック・オープン・ダイヤモンド・カップは24日から茨城・大利根CC西C(7101ヤード、パー70)で開幕。石川は23日に18ホールの練習ラウンドを回って調整に努めた。

 午前9時13分に1番ティーグラウンドに立った石川の手にはプロアマ戦で使用したものとは異なる1Wが握られていた。オレンジ色のシャフトは従来のものより20グラム重い90グラム。かねて飛距離アップのために重い1Wの使用を模索しており、前日の練習で新1Wをテスト。この日の練習ラウンドでも試し「重いクラブだと手先で打てない」とおのずと全身を使ったスイングになるため、球筋も安定。「先週(ANAオープン)は手先に頼っていたが、今は重い良い球が打てている。実戦投入はあると思う」と言い切った。「使いこなせれば飛距離も伸びてくる」と米国に戻った後も心強い武器となりそうだ。

 前週に続き、2週連続優勝の期待もかかる。「潔く、なおかつ大胆にやっていきたい」と新たな相棒とともに旋風を巻き起こす。

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