川淵会長 エディーJ称賛、サッカー代表には「生っちょろい」

[ 2015年9月21日 22:05 ]

リオデジャネイロ五輪出場を決めたバスケットボール女子日本代表の祝賀会で記念撮影に応じる選手ら。中央は日本協会の川淵三郎会長

 日本バスケットボール協会の川淵三郎会長は21日、都内で行われたリオデジャネイロ五輪出場権獲得の祝賀会に出席し、ラグビーのW杯で南アフリカを撃破した日本代表について「感動して涙した。スポーツ界全体が勇気づけられた」と絶賛。サッカー日本代表にも触れ「この前の(アフガニスタン戦の)試合もそうだけど(男子の日本代表)サッカーなんか生っちょろい」と切り捨てた。

 世紀の番狂わせで思い起こされるのは96年アトランタ五輪でブラジルを撃破したサッカー日本代表「マイアミの奇跡」。日本サッカー協会の最高顧問でもある川淵氏は「あの時のブラジルのメンバーは、その先代表になる選手たちがそろっていて格が違った。0―5で終われればいいと思っていたら勝って」と当時を述懐。「比較する基準はない」と言って本題をラグビーに戻し「4年間のハードな練習に耐えてきたものが集約されて、最後のトライを狙うことになった。4年の流れを考え感動した」といまだ興奮冷めやらぬ様子だ。

 その上で、3大会ぶりの五輪出場を決めたバスケットボール女子代表について「目標はメダル獲得。これしかない。日本代表が南アフリカに勝つとは絶対ないと思っていた。それよりも、メダル獲る方がやさしい」と訴えた。

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2015年9月21日のニュース