リトアニア、接戦制してリオ五輪切符 男子バスケ欧州選手権

[ 2015年9月19日 14:37 ]

リオ五輪出場を決めて喜ぶリトアニア代表の選手たち

 リオデジャネイロ五輪の出場権をかけた男子バスケットボールの欧州選手権(出場枠2)は18日、フランスのリールで準決勝の残り1試合を行い、リトアニアが67―64(前半34―35)でセルビアを下し、2大会連続で決勝に進出。7大会連続の五輪出場を決めた。

 リトアニアはターンオーバーを20回も犯し、3点シュートも14本中2本しか入らなかったが、NBAラプターズのセンター、ジョナス・バランチューナス(23)が15得点を挙げて接戦をものにした。これで予選リーグから通算で7勝1敗だが、4点差以内の勝利は5度目。20日の決勝では6大会ぶり4度目の優勝をかけてスペインと対戦する。

 一方、予選リーグから通算で7戦全勝だったセルビアはシュートの精度を欠き、フィールドゴール成功率はわずか32・8%。3点シュートにいたっては28本放って6本しか決まらず、不本意なロースコアのゲームとなった。第4Q残り15秒にはミロス・テオドシッチ(28=CSKAモスクワ)が3点シュートを決めて1点差につめよったものの追撃もここまで。64点は今大会のチーム最少得点となった。

 なお7位決定戦ではチェコが97―70(前半57―46)でラトビアを下し、来夏の五輪世界最終予選への出場権を獲得した。

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