日本逆転負け…天敵イランの変化に対応できず ブロック苦戦 

[ 2015年9月19日 05:30 ]

イランに逆転負けし、肩を落とす石川(8)ら日本代表

 バレーボールのW杯男子大会第8日は18日に大阪市中央体育館ほかで行われ、日本は昨年の仁川アジア大会決勝で敗れていたイランに2―3で逆転負けし、5勝3敗の勝ち点15となった。第1セットは石川(中大)の強打などで25―22で制し、第2セットも終盤の勝負強さで奪った。しかし、イランのブロックに苦しみ2セットを続けて失い、第5セットも12―15で落とした。

 2セットを先取した日本だが、次第に威力を増すイランのジャンプサーブにレシーブが乱され、攻撃が機能しなくなった。主将の清水(パナソニック)は「サイドアウト勝負だと分かっていた」と悔しがった。レシーブが崩れると攻撃が単調になり、第3セットはブロックにつかまった。南部監督は「イランの守備にはまってしまった。原因はサーブレシーブ」と嘆いた。イランには11年から8連敗。8月のアジア選手権決勝では勝ったが、相手はベストメンバーではなかった。痛恨の逆転負けで苦手意識を払しょくできずに終わった。

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2015年9月19日のニュース