錦織 1カ月半ぶり試合でストレート勝ちも「本当にタフな試合」

[ 2015年9月19日 07:59 ]

デ杯ワールドグループ入れ替え戦でファジャを下した錦織(AP)

デ杯ワールドグループ入れ替え戦

(9月18日 コロンビア・ペレイラ)
 1敗で迎えた2戦目、エースの錦織が世界ランキング6位の貫禄を見せた。完全アウェーの雰囲気の中、コロンビアの同123位アレハンドロ・ファジャ(31)相手に苦戦しながらも7―6、7―6、7―5でストレート勝ちした。

 錦織とファジャの対戦は錦織の5勝0敗。17歳の時の07年にATPツアーで初勝利を挙げた相手でもあり、13年のワールドグループ・プレーオフで対戦して以来の顔合わせだった。

 錦織にとって試合は8月31日の全米OP敗退以来1カ月半ぶり、しかも試合会場のコロンビアのペレイラは標高が1400メートルと高く「バウンドがいつも以上に跳ねたり、ボールが飛んだり」と心配していたが、その通りもつれる展開に。それでも、第1試合でダニエル太郎がフルセットの末敗れたビハインドをきっちり取り返し、試合後、コートサイドのインタビューで「本当にタフな試合だった。体調は100%ではないけれど、3セットで終わって良かった」と笑顔を見せた。

 第2日はダブルスの1試合が行われる。「これからが大変。コロンビアはいいダブルスを持っているけれど、頑張りたい」と話していた。

 ダブルスは内山靖崇(23)、西岡良仁(19)の出場が予定されている。

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