ファラーの薬物疑惑を否定 英国陸連、不正の証拠不足

[ 2015年9月19日 08:52 ]

 英国陸連は18日、ドーピング違反の疑いを一部で報じられた2012年ロンドン五輪陸上男子長距離2冠のモハメド・ファラー(英国)と米国人コーチ、アルベルト・サラザール氏について「不正の証拠は何もない。懸念する理由もない」と疑惑を否定する声明を発表した。

 英国陸連は禁止薬物を摂取させた疑いがあると英BBC放送などに報じられたコーチと選手の関係や、練習の過程を調査してきたが「証拠不足」と結論づけた。この問題では米国反ドーピング機関(USADA)も独自に調査している。

 32歳のファラーは8月の世界選手権では2大会連続2冠を達成した。(共同)

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2015年9月19日のニュース