錦織「100%で臨める」 全米OP初Vへ左でん部の不安一掃

[ 2015年8月29日 07:44 ]

テニスの全米オープン開幕を前に、記者会見する錦織圭

 31日(日本時間9月1日未明)に開幕するテニスの4大大会、全米オープンに向けて、第4シードの錦織圭(25=日清食品)が28日、ニューヨークで会見を行った。

 「ケガも意外にすぐ治って、しっかり練習できた。100%で臨めると思う。体調もテニスの調子も良いので、後半(2週目)にいくチャンスはあると思う」。

 錦織はウィンブルドン選手権は左ふくらはぎ痛で2回戦を欠場。復帰戦となった8月のシティ・オープンで優勝し、続くロジャーズ杯では4強入りを果たした。しかし、準決勝A・マリー戦で左でん部を痛め、ウエスタン・アンド・サザン・オープンを欠場していた。

 全米オープンは昨年準優勝と飛躍を遂げた舞台。「優勝してたらどうなったのかなと考えることもあって、負けて良かったなと思う部分もある。充実感が増えすぎて、満足してしまって一息ついちゃってたと。負けてハングリー精神が増した」と振り返った。

 錦織が4大大会初制覇に向け、集中力を高める。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月29日のニュース