IOCが独自ウイルス検査実施を厳命 リオ五輪水質問題

[ 2015年8月4日 05:30 ]

 米AP通信社が行ったリオデジャネイロ五輪競技会場の水質検査の結果を受け、国際オリンピック委員会(IOC)は大会関係当局に対して独自のウイルス検査を実施するよう命じた。世界保健機関(WHO)のアドバイスを受けての“強制検査”で、これまでバクテリアの検査しか実施してこなかったブラジル側は重い腰を上げざるを得なくなった。

 AP通信の検査では、ボートの会場となるロドリゴ・デ・フレイタス湖の水は糞(ふん)尿で汚染されており「スプーン3杯分の水を摂取しただけで99%の確率で選手に重大な影響を与える」と専門家は指摘。国際セーリング連盟も独自の検査を行う姿勢を打ち出した。

続きを表示

2015年8月4日のニュース