松平、丹羽組がメダル確定 吉村、石川組は決勝へ 卓球世界選手権

[ 2015年5月1日 00:21 ]

混合ダブルスで決勝進出を決め、抱き合って喜ぶ吉村(左)、石川組

 卓球の世界選手権個人戦第5日は30日、中国の蘇州で行われ、男子ダブルス準々決勝で松平健太(JTB)丹羽孝希(明大)組がキム・ヒョクボン、パク・シンヒョク組(北朝鮮)をストレートで下し、5月2日の準決勝に進んだ。3位決定戦がないため、銅メダル以上が決まった。日本勢のメダルは今大会2個目。

 混合ダブルスの吉村真晴(愛知工大)石川佳純(全農)組は準決勝で前回優勝のキム・ヒョクボン、キム・ジョン組(北朝鮮)に4―2で勝って決勝に進み、銀メダル以上が確定した。5月1日の決勝では許キン(中国)梁夏銀(韓国)組の国際ペアと対戦する。

 男子ダブルス準々決勝の森薗政崇(明大)大島祐哉(早大)組が許キン、張継科組(中国)に3―4で惜敗した。女子シングルス3回戦は石川が木子(中国)に敗れ、14歳の伊藤美誠(スターツ)が勝ち上がった。平野美宇(エリートアカデミー)は敗退。女子ダブルスの福原愛(ANA)若宮三紗子(日本生命)組は準々決勝で中国ペアに完敗した。男子シングルスでは水谷隼(ビーコン・ラボ)と丹羽が3回戦を突破した。

 ▼石川佳純の話 出足から声を出して、2人で流れに乗っていけた。リードしても攻める気持ちを忘れなかった。(決勝は)挑戦者の気持ちで戦いたい。

 ▼吉村真晴の話 相手は格上だし、チャレンジャー精神で戦った。金メダルというより、メダルを取ることを目標にやってきた。(決勝も)目の前の一本一本をしっかり取りたい。(共同)

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2015年5月1日のニュース