松山 1次リーグ初戦圧勝、パット好調「これだけ決まると楽」

[ 2015年5月1日 05:30 ]

11番でラインを読む、1次リーグ初戦を快勝した松山英樹

世界選手権シリーズ キャデラック・マッチプレー選手権第1日

(4月29日 米カリフォルニア州サンフランシスコ TPCハーディングパーク=7127ヤード、パー71)
 1次リーグの初戦が行われ、松山英樹(23=LEXUS)は、アレクサンデル・レビ(24=フランス)に5アンド4で快勝した。初戦でケビン・ナ(31=米国)を19ホール目で下したフースト・ルイテン(29=オランダ)と、30日(日本時間1日未明)の第2戦で対戦する。出場64選手が4人1組に分かれた1次リーグを3日間実施し、各組1位の16人が決勝トーナメントに進む。

 世界ランキング16位で1次リーグはシードされた松山が、同54位のレビに圧勝した。出だしの1番で4メートルを沈めてバーディーを奪って1アップとすると、常にアップを保ったまま4ホールを残して逃げ切った。

 「パッティングがこれだけ決まると楽にプレーできる。しばらくこういうパッティングができていなかったので、それは凄く自信になる」と言うほどパットがさえた。

 11番はレビに先にバーディーパットを入れられたが、3メートルを入れ返した。さらに12番では3メートル、13番では1・5メートルのバーディーパットを沈めて3連続バーディー。4アップで迎えた14番はアプローチを50センチに寄せて、レビがパーパットを外して早々と決着がついた。

 5位に入ったマスターズの後は試合に出場せずリラックスして過ごした。初出場の昨年は初戦から全てトーナメント方式で2回戦敗退(成績は17位)。マッチプレーは決して得意ではないが、公式サイトの優勝予想ではマスターズ王者スピースに次ぐ2位に推されている。好調な滑り出しに松山は「自分の一番良いショット、良いパットを続ければ勝てると思うので、それを目指してやるだけ」と自信をにじませた。

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2015年5月1日のニュース