桐生9秒台へ伊東流ストレッチ学ぶ「お尻のバランス変わった」

[ 2015年3月22日 05:30 ]

今季初戦となるテキサス・リレー出場に向け、米国に出発した桐生

 日本人初の9秒台へ、日本の“2トップ”が融合する。陸上男子100メートルで日本歴代2位(10秒01)の桐生祥秀(19=東洋大)が今季初戦となるテキサス・リレー(25~28日、米テキサス州)に向け、成田空港発の航空機で出発した。

 オフには日本記録(10秒00)保持者の伊東浩司氏(45)に“弟子入り”。肩甲骨や股関節周りを柔軟にするストレッチを直接教わった。「変わったストレッチをしてると聞いて行ってみたかった。太腿裏の柔軟性が増えた」とニンマリ。積極的に行っていなかった筋力トレにも取り組み「お尻のバランスが走っていて変わった」とパワーアップを口にする。

 今季初戦は100メートルと400メートルリレーに出場予定。昨年9月に左太腿裏を痛め、100メートルは同7月の世界ジュニア選手権以来となる。「試合の感じをつかみたい。今年は世界選手権(8月、中国・北京)に集中したい」。2人の強力コラボが桐生を夢の大台に導く。

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2015年3月22日のニュース