小平 女子500メートル総合V スピードW杯最終戦

[ 2015年3月22日 22:55 ]

スピードスケートW杯で自身初の種目別総合優勝を果たし、表彰台で喜ぶ小平奈緒=

 スピードスケートのワールドカップ(W杯)最終戦最終日は22日、ドイツのエアフルトで行われ、女子500メートルで小平奈緒(相沢病院)が38秒49の3位となり、自身初の種目別総合優勝を果たした。

 106点を加えた小平は今季通算得点を926点に伸ばし、今大会を欠場した李相花(韓国)の880点を逆転した。五輪個人種目の日本勢では2001年に男子500メートルで3度目の頂点に立った清水宏保以来で、女子では1991年に500メートルを制した島崎京子以来24季ぶり2人目の総合優勝となった。

 ヘザー・リチャードソン(米国)が37秒77で優勝し、辻麻希(開西病院)は9位、住吉都(ローソン)は10位だった。小平は女子1000メートルでは1分18秒28で12位。

 男子500メートルは及川佑(大和ハウス)が11位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)が13位だった。

 ▼小平奈緒の話(W杯の)6戦12レース全て戦った証しを残したかった。総合優勝は安定した成績を残さないとつかめない。すごく誇りに思う。偉大な先輩に並ぶことができてうれしい。でもまだまだ上を目指したい。

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