遼5バーディー23位浮上も不満 後半2ボギー「悔しい」

[ 2015年3月22日 05:30 ]

17番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー アーノルド・パーマー招待第2日

(3月20日 米フロリダ州オーランド ベイヒルクラブ&ロッジ=7419ヤード、パー72)
 32位から出た石川遼(23=CASIO)は5バーディー、2ボギーの69とスコアを伸ばし、通算5アンダーの139で23位に浮上した。松山英樹(23=LEXUS)は1イーグル、1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で通算2アンダーの55位。65をマークしたモーガン・ホフマン(25=米国)が通算13アンダーで首位を守った。

 順位を上げた石川だったが、表情は最後まで晴れなかった。「内容は良かったが(後半に)ボギーが2つきてからバーディーを取り返せずに終わって悔しい」と嘆いた。

 前日はティーショットが左右に曲がったが、この日フェアウエーを外したのは2度だけ。2打目を簡単にしてチャンスを重ねた。出だしの10番で2打目を1・5メートルにつけてバーディーを奪い、18番は池越えの残り160ヤードを8Iで1・5メートルにつけてスコアを伸ばした。しかし、後半は4、5番でパーオンを逃して後退。「ミスが続いてしまった」と失速を悔やんだ。

 それでも8位に入った昨年を上回る順位を狙える位置で決勝ラウンドに駒を進めた。「4日間アンダーパーで回ることが今週の目標」と冷静に残り36ホールを見据えた。

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2015年3月22日のニュース