女子78キロ超級は21歳・稲森が初V GS東京最終日

[ 2014年12月7日 19:45 ]

 柔道のグランドスラム東京大会最終日は7日、東京体育館で男女計5階級が行われ、女子78キロ超級は21歳の稲森奈見(三井住友海上)が決勝で18歳の朝比奈沙羅(東京・渋谷教育渋谷高)に大内刈りで一本勝ちし、初優勝した。

 稲森は2回戦でロンドン五輪金メダリストのイダリス・オルティス(キューバ)を破った。田知本愛(ALSOK)は3位、山部佳苗(ミキハウス)は負傷で3位決定戦を棄権した。女子78キロ級は佐藤瑠香(コマツ)が決勝でロンドン五輪覇者のカイラ・ハリソン(米国)に屈し、浜田尚里(自衛隊)が3位だった。

 男子は90キロ級の西山大希(新日鉄住金)が決勝で郭同韓(韓国)に惜敗し、ベイカー茉秋(東海大)が3位。100キロ超級は岩尾敬太(京葉ガス)が世界選手権2位の七戸龍(九州電力)との3位決定戦に勝ち、仁川アジア大会覇者の王子谷剛志(東海大)も3位。100キロ級は準々決勝敗退の高木海帆(日本中央競馬会)が最高だった。

 今大会の日本勢は男女各7階級で男子が3、女子が4階級を制した。

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2014年12月7日のニュース