優作連覇“射程”1差踏みとどまる 最終日は「展開次第」

[ 2014年12月7日 05:30 ]

18番、パーをセーブした宮里優作はギャラリーの声援に応える

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第3日

(12月6日 東京都稲城市 東京よみうりカントリークラブ=7023ヤード、パー70)
 歓喜のツアー初優勝から1年。首位スタートの宮里優が大会連覇へ踏みとどまった。1アンダーの69で、1打差の2位に後退。終盤は冷たい雨に打たれたが「最後3ホールは何とかやりました。きょうはバーディー4つ出たし、前半でうまく流れつくれましたね」と笑顔を見せた。

 前半に3つ伸ばしながら、10番でボギー。ダブルボギーを叩いた14番で貯金を吐き出した。それでも「14番のピンチはまだ3日目で良かった」と安ど。昨年の最終日にチップインパーを決めた18番パー3は2メートルのパーパットを沈めてガッツポーズを見せた。

 開幕戦以来となる今季2勝目を射程に捉え、迎える最終日。大きく成長した宮里家の次男は「あしたは本当に展開次第。でも追いかける立場だし、去年よりはね」と余裕を漂わせた。

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2014年12月7日のニュース