葛西 結婚後初V!妻の怜奈さん「電話したら泣いていた」

[ 2014年11月30日 14:53 ]

W杯ジャンプ男子個人第2戦で3位の葛西紀明

ノルディックスキーW杯ジャンプ男子個人第2戦

(11月28日 フィンランド・ルカ=HS142メートル、K点120メートル)
 ソチ冬季五輪で2つのメダルを獲得した葛西紀明(42=土屋ホーム)が合計270・5点で3位に入り、自身の持つW杯最年長表彰台記録を42歳と5カ月に更新した。伊東大貴(28=雪印メグミルク)も276・1点で2位。W杯で複数の日本人選手が表彰台に立つのは06年1月の札幌大会以来となった。シモン・アマン(33=スイス)が284・1点で今季初勝利、通算22勝目を挙げた。

 開幕3戦目で早くも今季初優勝を果たした葛西は、晴れやかな表情で喜びを語った。(共同)

 ――1回目は最長不倒。

 「パーフェクトだった。あれでテレマーク姿勢が入れられれば格好良かった」

 ――絶好調だ。

 「不思議でしょうがない。忙しくて練習もしていないのに、こんな成績が出るなんて。すごい」

 ――安定感の秘密は。

 「特別なことはしていない。ただ今季は踏み切りの遅れがない分、安定して飛べている。失敗もしなくなった。今季の方が全体的にいい。調子がいいから早く(得意の)フライングヒルで飛びたい。200メートル以上飛びたい」

 ――結婚後、初の優勝。

 「(妻の怜奈さんは)いつもパソコンのライブ速報を見てくれている。さっき電話したら泣いていた」

 ――長年ライバル視してきたアマンと同点優勝。

 「アマンにはずっと負けたくないと思っていた。でも彼は僕のことを応援してくれる。ここ最近はいろいろと話もするし、好きになってきた」(共同)

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