倉本 連日の「66」で首位キープ…4年ぶり賞金王見えた

[ 2014年11月30日 05:30 ]

単独首位に立った倉本昌弘

 国内シニアゴルフの最終戦、いわさき白露シニアは29日、鹿児島県いぶすきGC(6923ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、賞金ランキング2位の倉本昌弘(59=フリー)が1イーグル、5バーディー、1ボギーで前日に続く66をマークし通算12アンダーの132で単独首位。

 倉本が10年以来の賞金王となるにはこの大会で優勝することが最低条件。首位と4打差の2位は羽川豊(56=フリー)、賞金ランクでトップの室田淳(59=サメジマコーポレーション)が通算6アンダーで4位につけている。

 日本プロゴルフ協会の会長でもある倉本が賞金王獲得のチャンスを迎えた。今季の獲得額は約2729万円で室田とは約870万円差。優勝で賞金1200万円を加え、室田が伸ばさなければ逆転できる。

 「上にいくには優勝しかない」と集中し、6番でバンカーショットをねじ込むバーディー、15番では残り157ヤードを7番アイアンで直接入れるイーグルなど着々と伸ばした。「最後まで賞金王争いを楽しんでもらえる。あと1日頑張る」と張り切っていた。

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2014年11月30日のニュース