サントリー、ヤマハ発を撃破!日本代表・松島がリーグ初T

[ 2014年11月30日 05:30 ]

後半、突進するサントリー・松島

ラグビートップリーグ第2ステージ第1節第2日

(11月29日 秩父宮ほか)
 6試合が行われ、A組のサントリーは16―12でヤマハ発動機を破り、勝ち点7(第1ステージからのボーナス点を含む)とした。前半11分に日本代表のCTB松島幸太朗が、60メートルを独走するトップリーグ初トライを記録。日本代表選手7人を抱える元王者が、2年ぶりのリーグ制覇へ好スタートを切った。また、パナソニックはトヨタ自動車を30―10で破り、勝ち点9でA組首位に。東芝は30―20で神戸製鋼を下した。

 この秋、ジャパンで見せた活躍は本物だった。前半11分、自陣10メートルライン付近でパスを受けた松島がステップを踏む。すると対面選手の「動きが止まったので」、自ら相手ラインのギャップを突いてトップスピードに。最後は日本代表FB五郎丸の追走を余裕を持って振り切り、60メートルを独走するトップリーグ初トライ。「みんなでアタックしようという意識を持っていた。勝てたのは良かった」と控えめに笑った。

 日本代表の欧州遠征から25日に帰国したばかり。しかもサントリーではウイングとFBでの出場経験しかなかった。それでも大久保直弥監督が「代表での動きを見て(ウイングより)一つ内側で勝負させたかった」と13番で起用。期待に応えた松島は「ある程度(13番での先発を)予想していたので、準備していました」と頼もしく語った。

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