横審、白鵬に脱帽「一極集中の状態。断トツで強すぎる」 

[ 2014年11月24日 19:19 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は24日、東京都内で大相撲九州場所後の定例会合を開き、大鵬に並ぶ史上最多の優勝32回を果たした横綱白鵬について、内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は「一極集中の状態。断トツで強すぎる。まだまだ記録を伸ばしていく」と脱帽した。

 横審は白鵬が2010年に史上2位の63連勝を記録した際は特別表彰したが、今回は特に行わないという。内山委員長は「他とあまりにも差がありすぎる。もっと大関陣らと拮抗しての結果ならば、さすが横綱と高い評価になった」と説明。「日本人力士の奮起がファンの共通した気持ちだろう」とも述べた。

 一部の委員からは白鵬の駄目押しや張り差しなどに対し「態度が悪い」と批判する意見が出た。同委員長は「本人の品性の問題だ」と横綱の自覚に一任した。

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