萩野 新水着を着分けて複数メダル目指す!早着替えもOK

[ 2014年11月24日 20:02 ]

新水着を披露した(左から)萩野、内田、山口

 複数水着で複数メダル奪取を狙う。競泳男子の萩野公介(20=東洋大)が今年4月からブランドアンバサダーを務めるミズノの新水着の発表会に出席した。

 新商品の「ミズノGX・SONIC2」はスプリント専用の「ST」と、動きやすさを求めたマルチレーサーの「MR」の2種類があり着分けられる。萩野は報道陣の前で“生着替え”し、少し顔を赤らめながら、STを披露。実際にプールを泳ぎ「ターンの壁を蹴る動作がしやすく、ホールド感もあるので後半の泳ぎをサポートしてくれる」と好感触を口にした。

 開発担当者は「萩野選手、山口選手から智恵をもらった」とし、2人の意見から2種類の水着が生まれたことを明かす。東工大との骨格シュミレーションでカッティングや生地配置を設計。生地も凹凸をつくり、ロンドン五輪用と比べ表面摩擦抵抗が10%抑制された。

 萩野にとって水着は戦闘服。「高速水着など、振り回されたこともあった。水着は重要なもの。開発から関われたことは幸せ。早くこの水着で試合に出たい」。複数種目に出場する萩野は、個人メドレーや400メートル自由形では「MR」、そのほかのスプリント種目は「ST」で出場する意向。ただ、30分のレース間隔のときもあり、報道陣から着替える時間を心配されると「着替えは30秒でちょちょっと着替えるだけなので」と早着替えが可能なことも強調していた。

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2014年11月24日のニュース