今井遥8位「全体的に悔しい出来」 エレーナ・ラジオノワが優勝

[ 2014年11月22日 22:57 ]

フランス杯女子フリーの今井遥の演技(AP)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、フランス杯最終日は22日、フランスのボルドーで各種目のフリーが行われ、女子ショートプログラム(SP)で8位の今井遥(21=新潟県連盟)はフリーで99・98点の8位、トータルも154・70点で8位に終わった。

 第1戦のスケートアメリカで8位だった今井は、先日のSPではステップで転倒する痛恨のミス。苦手意識のあるSPでまたも遅れ、フリーでも後半のジャンプでミスがあり、得点を伸ばせなかった。

 SP首位のエレーナ・ラジオノワ(15=ロシア)が、136・64点をマーク、今季世界最高のトータル203・92で第1戦のスケートアメリカに続いて優勝。SP2位のユリア・リプニツカヤ(16=ロシア)が185・18点で2位、SP3位のアシュリー・ワグナー(23=米国)がトータル177・74点で3位だった。

 15歳のラジオノワは今大会でSP、フリー、トータルのいずれも自己ベストを更新し、2位に18点以上の大差をつける圧勝だった。また、ラジオノワ、リプニツカヤ、ワグナーの3人のGPファイナル進出が決定した。

 ▼今井遥の話 後半のジャンプでミスが出てしまい、全体的に悔しい出来。演技中につまずいたり、足を取られてリズムを崩して焦ってしまった部分もある。しっかり反省し、全日本に向かいたい。

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