21年以降もスーパーラグビー参戦継続 矢部専務理事が明言

[ 2014年11月22日 05:30 ]

会見を行った日本ラグビー協会の矢部達三専務理事(右)とパナソニックの田中史朗

 16年から世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」への参入が正式決定した日本ラグビー協会が21日、都内で会見を開き、今回の契約が切れる21年以降も参戦継続する意向を表明した。

 日本代表選手を中心としてチームを構成する日本にとって、参入の最大の目的は19年W杯日本大会へ向けた選手強化。21年以降は流動的だったが、会見に出席した矢部達三専務理事は「5年単位の契約でどういう形で進むかは分からないが、21年以降も続けていくビジョンを持っている」と話した。

 今後は協会内に準備組織を立ち上げ、コーチングスタッフなどのチームづくりを16年の試合日程が決まる来秋までに完了させる。チームの運営費は年間6、7億円だと言い、矢部専務理事は「スポンサーと入場料が大きな収入源。1年目から黒字になるようにする」と語った。

続きを表示

2014年11月22日のニュース