日本勢4人“ぶっつけ本番”雪上飛躍も動揺なし

[ 2014年11月22日 07:46 ]

W杯ジャンプ男子個人第1戦

(11月21日 ドイツ・クリンゲンタール)
 葛西を除いた日本の4人はこの日が今季初めての雪上飛躍だった。2回の公式練習後に予選を迎える“ぶっつけ本番”だった。

 18日に日本を出発したばかり。雪不足で直前に練習できなかった。それでもチームに動揺はない。予選5位の竹内は「(来年2月開幕の)世界選手権にピークを合わせるため。焦る必要はない」とさらり。雪上練習せずに大会に臨むのは「初めて」という伊東も「余計なことを考えずに飛べる」と前向きだった。

 葛西は開幕に先立ち、土屋ホームのフィンランド合宿で約10本、雪上で飛躍した。

 ▼葛西紀明の話 練習ができていない割には、まあまあの飛躍ができた。五輪の活躍で忙しくなって、練習不足の不安は拭えない。でもいいジャンプができてくればどんどん自信が膨らむと思う。

 ▼竹内択の話 すごくいいわけではないが、まずまず戦えるジャンプができている。練習ができていないので、試合の一本一本を大事に飛びたい。

 ▼小林潤志郎の話 最悪。次のフィンランドでの大会に向けて気持ちをつくっていく。風で落とされた感じ。ジャンプも悪くて伸びなかった。

 ▼伊東大貴の話 予選はあんなに(不利な追い)風が強かったのに、何とか対応できた。悪くない。(共同)

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2014年11月22日のニュース